虫歯は治療を受ければ治るのか・・・?

2014年09月11日

こんにちは。

陶山です。

朝晩だいぶ涼しくなってきましたね。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

本日は、久しぶりに参考症例をお見せします。

 

みなさん質問です。

 

虫歯は治療を受ければ『治ると』思いますか?

『治る』・・・◎

『治らない』・・・❌

答えは、❌です。

 

虫歯は、治療をしても治ってはいないのです。

 

虫歯の治療とは、虫歯を取って、人工の物質を詰めたり、かぶせたりしているだけで、

歯が元に戻っているわけではありません。

人工の物質は、時間が経てば必ず変化します。

天然の歯でも変化しますから、当然ですが。

 

私は、虫歯の治療が必要な患者さんに必ず伝えることがあります。

『一度、虫歯の治療を受けたということは、必ず再治療が必要になります。

今後一生、歯医者に通い続けないといけません。』

 

誰でも歯医者は、好きな場所ではありません。

 

では、どうすればいいのか?

 

治療を受けなければいいのです。

 

でも、虫歯になっているので治療は受けないといけません。

治療を受けないといけないのであれば、

虫歯の再発がおきても、歯が少しでも多く残るように

治療で削る歯の量を最小限にして、

虫歯の再発が起きにくいように精密な治療をして、

再治療の時期を遅らせたいと考えています。

 

治療後は、毎日の歯磨き、フロスでばい菌を減らして、

糖分の摂取頻度をコントロールして、

定期的にチェックし、クリーニングして、

虫歯が再発しにくくしていく、予防を推奨しています。

 

前置きが長くなりましたが、

本日は、マイクロスコープを用いた

ダイレクトコンポジットレジン治療を紹介します。

二回目ですが、、、

 

これは、右下の前から5番目の歯です。

表面から見てもどこに虫歯があるかわかりません。

レントゲン写真で確認し、歯を少し拡げて虫歯があることを確認しています。

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治療前と、虫歯を取った後と、治療後です。

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治療前と、治療後のレントゲン写真です。

綺麗に白いものが入っているのがわかると思います。

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これを、保険の銀歯で治療していたら、

右下のように、大きく健康な歯まで削る必要があります。

ここまで、削ると次虫歯の再発が起きるとこれよりも大きな銀歯になります。

今回のように、歯を削る量を最小限にできると、

虫歯の再発が起きても、また同じコンポジットレジンで治療できる可能性がでてきます。

 

同じ方の左上の前から4番目の歯です。

不幸にも保険の銀歯が入っていても、

咬み合わせに絶えられる健康な歯が残っていれば、

同じ治療が可能です。

銀歯の下に虫歯ができていたので治療を行いました。

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治療前と、虫歯を取った後と、治療後です。

スクリーンショット 2014-09-11 2014-09-11 1

少し角度を変えてみても、天然の歯と、人工物であるコンポジットレジンの間に

境目や段差はなく、ぴったりと合っているのがわかると思います。

(青い→のところが境目です。)

スクリーンショット 2014-09-11 2014-09-11 3

治療前と、治療後のレントゲン写真です。

問題なく、綺麗に詰まっていると思います。

この方は、この歯の後ろの歯にも問題があるので、

そこの治療も希望されていたのですが、

諸事情があり、私が行った治療はここまででした。

マイクロスコープがある病院でしっかり治療してもらってください。笑

 

このマイクロスコープを用いた、

精密治療、ダイレクトコンポジットレジン治療は、

保険適用外(自費治療)です。

ちなみに、時間は1本の歯に90分かかっています。

治療が終わって直ぐに、治療を行った動画を一緒に見てもらいます。

(結婚式みたいでしょ??)

虫歯がどれだけ深かったとか、こっちにも虫歯があったとか、

このように詰めていくんですよとか、治療が終わった状態を見てもらいます。

もちろんダイジェストにはなっていませんので

早送りしながら所々を見て頂きます。

 

歯の寿命を延ばすためには

このような治療方法も選択肢にあります。

興味のあるかたは、相談してください。

もちろんできない場合もありますので。

 

本日は、虫歯は治療を受けても治っていない。

なるべく削らす、精密な治療、ダイレクトコンポジットレジン治療についてでした。

 

陶山 新吾

 

 

 

 

 

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