Posts Tagged ‘マイクロスコープ’

勉強の秋。

2014年11月06日

こんにちわ。

陶山です。

久しぶりのブログです。

1ヶ月ぶりぐらいでしょうか。

 

10月の週末は、ほとんど学会やセミナーに参加し

休みがなかったのと、その復習で時間がなかったので

ブログを怠ってしまいました。

 

今日は、その報告をしたいと思います。

 

まずは、日本国際歯科大会という、4年に一度開催される大会なのですが、

日本の著名な先生はもちろん、海外からも多くの先生が招待されています。

一人の先生の講演時間は30〜40分ぐらいと短いのですが、

いろいろな先生の話が聞けるので、勉強になります。

IMG_1482

今回は、ブログでも何度か取りあげた、『コンポジットレジン修復』と

『マイクロスコープを用いた歯内治療(歯の神経の管の治療)』の2つに

テーマを絞って聞いてきました。

 

ここでは、書くことができませんが、ノートにびっしりメモをとってきました。

メモに残しきれなかったことを思い出して、まとめるのに時間がかかってしまったのです。

 

次に、セミナーですが『コンポジットレジン修復』についてで、

東京でご開業の高橋登先生に、2ヶ月4日間のコースを半分受講してきました。

 

普段から疑問に思っていることや、悩んでいることなどを解決するために受講したのですが、

講義はもちろん、懇親会の場でもいろいろ話を聞かせていただき、

とてもためになりました。

 

IMG_1516

 

実習で使用した模型です。

模型なので色は合っていませんがリアルな形に充填できていると思います。

 

IMG_1512

 

今回は、文字ばかりになってしまいました。

すいません。

 

このようにたくさん勉強してきたことを、

患者さんの歯の寿命を延ばすために活かしていきたいと思っています。

 

そして今月11月も・・・

週末は、お勉強で家にいません。涙

 

より良い治療を行うために、

努力あるのみです。

 

 

陶山 新吾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

導入、わずか3%

2014年10月02日

こんにちは。

陶山です。

 

久しぶりのブログです。

 

本日は、先月9月18日の日本経済新聞に

掲載されていた記事を御紹介します。

 

何度か御紹介した歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)に関する記事です。

スクリーンショット 2014-10-02 2014-10-02

わずか3%しか普及していないそうです。

3%のうち数%の方は、使用していない。

病院のオブジェになっているそうです。

 

私は、しっかり活用していますよ。笑

スクリーンショット 2014-10-02 2014-10-02 1

最近は、患者さんにも認知して頂き、

顕微鏡治療を希望される方も増えてきました。

 

しかし、顕微鏡治療は、一人の患者さんに

最低でも90分を費やします。

結果的に、一日に治療できる患者さんの数は、

5人が限界です。涙

 

日本で3%しか普及していない顕微鏡治療が、

田舎の久留米でも受けることができます。

 

興味のなる方は、ご相談ください。

 

 

陶山 新吾

歯をなるべく削らない治療

2014年07月17日

先週のブログアップ後、

ものすごいアクセス数がありビックリしています。

みなさん、ブログに目を通して頂きありがとうございます。

今後もなるべく皆さんの興味がわくような内容を

書いていこうと思います。

 

本日は、実際の治療についてお話しようと思います。

コンポジットレジン充填という治療方法です。

この治療方法は、なるべく健康な歯を削らずに、

虫歯だけを取り除き、樹脂を詰める治療方法です。

下の写真は、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の画像です。

スクリーンショット 2014-07-17 2014-07-17

 

表面的には穴が空いていないのでハッキリとはわからないかもしれません。

スクリーンショット 2014-07-17 2014-07-17 1

歯と歯の間の赤の印のところに虫歯があります。

もちろんレントゲン検査もして確認しています。

虫歯を取り除いた後の写真です。

 

スクリーンショット 2014-07-17 2014-07-17 2

結構、中の方では虫歯が進行していました。

この後、咬み合わせを最後に確認して、

ラバーダムというゴムのシートで歯を隔離ます。

スクリーンショット 2014-07-17 2014-07-17 7 

この状態で色々な処理を行い、

コンポジットレジン充填を行なっていきます。

 

治療終了した状態です。

スクリーンショット 2014-07-17 2014-07-17 3

 

どうでしょうか???

歯の溝にわざと茶色を入れてより自然の歯に近づけてみました。

歯と樹脂の境目も無く、ぴったりと合っているのがわかります。

ぴったりと合っていると、歯磨きとフロスを頑張れば、

虫歯の再発を押さえることが出来ます。

ちなみ、この治療には90分掛かっています。

保険適用外の治療(自費治療)で行っています。

 

では、保険で治療したらどうなるか。

銀歯になり、健康な歯を多く犠牲にしなければなりません。

スクリーンショット 2014-07-17 2014-07-17 4

これは、同じ患者さんで、保険治療の銀歯にしたらどうなるかを

イメージしてみたものです。

これだけ削らないといけないのです。

もしかしたら、もっと多く削らないといけないかもしれません。

 

治療をするたびに歯は失われていくのです。

 

私は、自分が行う治療に完璧は無いと思っています。

一度治療して口のなかに入った人工物は、

樹脂でも金属でもセラミックでも一生は持ちません。

 

だから少しでも歯を温存したいと考えています。

もちろん、治療を行う際は、出来るだけ長く口のなかで

維持してくれるように最善を尽くします。

 

治療した物が長く口の中で維持するために必要な条件は

たくさんありますが、その中のひとつに精度の高い治療、

精密治療があると、私は思います。

 

マイクロスコープを用いて、精密治療を行うことで

あなたの歯の寿命が長くなるかもしれません。

 

歯をなるべく削らない、コンポジツトレジン充填という

治療について紹介しました。

 

 陶山 新吾

 

 

 

 

顕微鏡で見えるもの

2014年05月22日

前回、拡大鏡と顕微鏡についてお話しよう

思っていましたが、

拡大鏡の話しか出来ませんでしたので、

今回は、顕微鏡についてお話を少ししようと思います。

陶山歯科01_041

 

最初から、私のブログを読んで頂いている方は、

気付いているかもしれませんが、

歯科用顕微鏡、手術用顕微鏡、顕微鏡、マイクロスコープと

色々な呼び方がありますが、すべて同じ物をさします。

 

このマイクロスコープは、ほんとによく見えます。

前回お話しした、

10倍の拡大鏡を使いはじめた時も感動したのですが、

マイクロスコープはそれ以上でした。

鮮明さが全く違うのです。

レンズが全く別物ですからね。

しかも、記録に残せるのが1番の魅力ですかね。

拡大鏡にも録画するためにカメラを付けられるのですが、

重いし配線も邪魔なので常に付けておくのは難しいと思います。

 

録画することにより、患者さんに実際の状態を見てもらえ、

情報を共有することができます。

 

今まで、写真を撮って説明していたのですが、

すべてのステップを撮影することは難しいので、

途中の状況が伝えにくいのが問題でした。

 

今からお見せするのは静止画ですが、

マイクロスコープで撮影した動画から、

静止画として切り取った物です。

スクリーンショット 2014-05-22 2014-05-22 3.4倍

スクリーンショット 2014-05-22 2014-05-22 1 5.1倍

スクリーンショット 2014-05-22 2014-05-22 4 8.2倍

スクリーンショット 2014-05-22 2014-05-22 2 13.6倍

スクリーンショット 2014-05-22 2014-05-22 3 21.3倍

 

これは、保険の銀歯があっていないのですが

3.4倍では、あまりわかりません。

 

3.4倍でですよ。

普通の目で見たら、どうでしょうか・・・?。

 

5.1倍からようやく何か隙間があるのが見えます。

 

8.2倍からは確実に見えますね。

 

21.3倍になるとこれ全然あってないのがわかります。

 

この状態で、銀歯の下は虫歯になっています。

レントゲン写真でも確認済みです。

 

しかし、患者さんはこの状態で痛みがなければ

気づきません。

銀歯が外れる頃には、虫歯が大きくなっており、

歯のダメージも大きくなってしまいます。

 

問題を見つけるためにも、

大きくして見ることは重要です。

 

また、問題が起きにくいようにするために。

大きくして見て治療することも重要です。

 

 顕微鏡を使い大きくしてみることは、

歯の寿命を長くすることに繋がると、

私は考えています。

 

〜私自分が受けたい治療を

     患者さんに提供します。〜

 

陶山 新吾

 

 

 

 

 

拡大鏡と手術用顕微鏡(ルーペとマイクロスコープ)

2014年05月15日

今回は、前回『貴重な経験』で紹介した

拡大鏡とマイクロスコープについて御紹介致します。

どちらも、ものを大きく見るための道具です。

陶山歯科02_059 陶山歯科01_044

 

突然ですが、

皆さん、質問です。

鏡で自分の口の中を見たことはあると思いますが、ちゃんと見えましたか????

 

前歯の方は、なんとか見えますが、

奥歯の方は全く見えませんよね。

 

今、見てみてください。笑

 

歯は小さくて、お口の中は暗くてあまり見えません。

それは、私達も同じなのです。

 

少し違うのは、ライトがユニットという診察台には付いていることです。

このライトによって少し明るくなるのですが、

奥の方までライトが届きにくいのと、

歯はとても小くて、見えにくいのです。

 

その小さな歯に出来る虫歯はもっと小さくて、

見過ごされる虫歯も少なくありません。

 

私は、大学を卒業して3年目から拡大鏡を使い始めました。

最初は、3倍に大きく見える物を使っていました。

初めて拡大鏡を使った時は、『こんなに良く見えるんだ』と

感動しましたのを今でも覚えています。

 

そして、3年前から写真にある10倍を使用しています。

DSCN0646陶山歯科02_059

この写真の筒が2つあるのが拡大鏡で、

その真ん中にあるのが、ライトです。

このライトがあることで口の中が明るく見えます。

そしてこの長い筒、

これが10倍の倍率があります。

この10倍を使用している人があまり多くないのでインタビューを受けたということです。)

 

3倍を使用し始めた頃もよく見えるので感動したのですが、

10倍を使うと、当たり前ですが、

もっと良く見えます。

今でも覚えているのは、

3倍を使って感染根管治療(根の再治療)を行い、

根管内(根の中)を十分に洗浄できたと思っていた根管内を

10倍の拡大鏡で見てみたら、

なんと・・・・・・・

ガッタパーチャーはへばりついてるは、

スクリーンショット 2014-05-15 2014-05-15

 

(参考症例:マイクロスコープ画像 ピンク色の物がガッタパーチャポイント)

感染歯質は残っているは、

切削片までも・・・・・。

ショックでした。

今まで何も見えていなかったんだな〜

今までやってきたことはなんだったんだろう

無駄だったのかと思うほどでした。

 

拡大鏡を使いはじめてから、

裸眼で治療したことはありません。

1日中拡大鏡をつけています。

正直裸眼で治療するのは怖いです。

 

注意しないといけないのは、

拡大鏡や手術用顕微鏡を使っていても、

必ずしも良い治療がおこなえているとは限りません。

 

よく見えていても、知識や技術が伴わなければ

意味がないのです。

日々研鑽あっての道具です。

 

※  私は、保険治療でも10倍の拡大鏡をしております。

 

次回は、マイクロスコープについてお話しようと考えています。